電報文例>お悔やみのときの弔電のマナー

お悔やみのときに送る電報は、特に注意をしなければいけません。
ご遺族や関係者の方は、ナーバスになっていらっしゃることが多いのです。
そこで、弔電も不備のないよう送ることが大切です。

　　　　

お悔やみの場合の電報は、特に忌み言葉を嫌われます。
このような言葉が紛れていて相手の方を不愉快にさせないよう配慮することが
大切です。
この忌み言葉には、重ね言葉といって「ますます」「かえすがえす」のように
言葉を重ねたものがあります。
不幸が重なることを連想させるためタブーとされています。
また、「苦しむ」「とんだこと」「迷う」といった不幸を連想される言葉も
禁句です。
遺族にとっては、こういった言葉の1つでも胸に刺さるものです。
文例ではこういった言葉は使われていませんので、
失敗が少なく使えるでしょう。

また、お悔やみは急なことも多く、通夜や葬儀に間に合うように送るためには
時間的に余裕がないこともあります。
そこで、定型分が設定されていてその番号ですぐに電報を送ることができます。
急な場合の弔電は、こういった定型分を使って間に合わせるのもよいですが、
その場合は必ず後から手書きの手紙などで思いを伝える心配りをしましょう。
ご遺族にはなによりの励ましになるはずです。